Home > [システム開発・運用, スマホアプリ・モバイル開発, ノウハウ・アイディア, 必ず読むべき記事] > スマホアプリ開発初心者が必ず知っておくべき27の大事なこと

スマホアプリ開発初心者が必ず知っておくべき27の大事なこと

公開日:2019年02月09日 最終更新日:2019年02月14日

スマホアプリ開発をする場合には、iphoneアプリ、Androidアプリの2種類がある

iphoneアプリとは

iphoneアプリはその名前の通りApp Storeでダウンロードしてiphoneで動作するアプリのことです。
iosアプリと言うのが正式名になります。
iphoneだけではなく、もちろんipadでも動作します。

Androidアプリとは

Google Play ストアからダウンロードして利用するアプリです。
これは、iphoneでは動作しません。
Google Pixel 3/3XL、サムスン Galaxy、Xperiaなどiphone以外のスマートフォンで動作するアプリになります。

iosアプリを開発するのに必要なものは?

MacOSがインストールされたパソコン

iphoneやipadで動作するiosアプリを開発するには、Macのパソコンが必ず必要です。

Xcode

Xcodeはiosアプリ開発のためにAppleが提供しているソフトウェアです。
統合開発環境とも呼ばれiosアプリの開発には必要なソフトウェアです。
アプリの開発、実機検証、デバッグまでアプリ開発の一連の作業をXcodeで行うことができます。
XcodeはWindowsのパソコンにはインストールできないので、iosアプリの開発にはMacが必須となります。

Apple Developer Program

App Storeにアプリを登録公開するためにはApple Developer Programに登録しなくてはいけません。
アプリ開発のための登録証のような役割で、年間10,890円(99ドル/1ドル110円)の登録料が必要です。
Apple Developer Programを解約するとリリースしているアプリはダウンロードできなくなってしまうので、App Storeにアプリを公開し続ける限りは契約を続ける必要があります。

Androidアプリを開発するのに必要なものは?

MacOSまたはWindowsOSがインストールされたパソコン

Androidアプリを開発するには、Mac、WindowsとOSを選びません。

Android Studio (Android SDK)

Androidアプリを開発する場合はAndroid Studioと言う統合開発環境が必要です。
アプリの開発、実機検証、デバッグまでアプリ開発の一連の作業をAndroid Studioで行うことができます。
https://developer.android.com/studio/?hl=ja

Googleアカウント(デベロッパー登録)

AndroidアプリをGoogle Play ストアに公開するためにはGoogleアカウントをデベロッパーとして登録する必要があります。
登録費用は2750円(25ドル/1ドル110円)。
一度登録すれば年数の制限なく使用できます。

その他アプリ開発に必要なものは?

サーバー

データを外部で扱う場合は、データベースが必要になります。

WebAPI作成の知識

アプリから直接データベースサーバーにアクセスをしないで
WebAPIを作成してWebAPIでデータを新規登録、変更、削除を行うようにします。
そのため、PHPやJava、JavaScriptなどサーバーで動作するプログラミングの知識や技術が必要になります。

push通知サービス

アプリでpush通知を使用する場合は、push通知サービスを契約する必要があります。

iosアプリ・iphoneアプリ・Androidアプリ両方に対応したアプリを作る方法はないの?

せっかく、アプリを開発するのであれば、利用者数を多く獲得するために、iosアプリ・iphoneアプリ・Androidアプリの両方に対応したいと考えるはずです。
xcodeやAndroid Studioを利用してアプリを作成するとiosアプリ・iphoneアプリ、Androidアプリと単体でしか動作しないアプリになってしまいます。
しかし、次に紹介する開発方法ではiosアプリ・iphoneアプリ・Androidアプリで動作するアプリを開発することができます。

iosアプリ・iphoneアプリ・Androidアプリ両方に対応したクロスプラットフォーム開発とは

クロスプラットフォーム開発とは、iphone、Androidアプリに関係なく動作するプログラミング言語を利用した開発方法です。

クロスプラットフォーム開発のプログラムはどんなものがあるの?

Cordova

ホームページ作成言語であるHTMLとJavascriptとデザインを調整するためのCSSでアプリを開発することができます。

Xamarin

今、著書が一番おすすめしたいアプリ開発言語です。
Xamarinは、Visual Studio に無償で同梱されています。
Macパソコンの場合は Visual Studio for Macに同梱されています。
Xamarinでは、Xamarin.Formsを利用すれば画面デザインをiosアプリ・iphoneアプリ・Androidアプリで共通化することができます。
また、プログラム部分も共通化することができます。

Unity

Unityはゲームを開発するためのゲームエンジンです。

Cocos2d-x

Cocos2d-xは、クロスプラットフォーム開発に対応したオープンソースのゲームフレームワークです。

TitanumMobile

Titanium Mobileは、JavaScriptでiosアプリ・iphoneアプリ・Androidアプリが作れる開発環境です。

React Native

React Nativeは、Facebookが開発したフレームワークです。

Kotlin(コリトン)

Kotlin(コリトン)とは、JetBrains(ジェットブレインズ)社で開発された、オブジェクト指向プログラミング言語です。

クロスプラットフォーム開発をする場合の注意点は?

どのプログラミング言語を使用してアプリを開発するにしても
iosアプリ・iphoneアプリとAndroidアプリのそれぞれのOSのことを理解しておく必要があります。
OSによって、ファイルやフォルダの場所や呼び出し方が違ったりします。
または、Androidアプリの場合は、カメラを利用する場合アクセス許可を取る必要があります。
このような、OSの違いを理解しておくがアプリ開発をスムーズに進められるコツになります。

クロスプラットフォーム開発をする場合、MacOSのパソコンは必要ないの?

クロスプラットフォーム開発でXcodeを利用しないで、他のプログラミング言語を利用すればiosアプリ、iphoneアプリが開発できます。
しかし、実機にアプリを入れて確認する場合やApple Storeで公開配布する場合はMacで作業をしなくてはいけません。
iosアプリ、iphoneアプリは、MacOSのパソコンが必ず必要だと覚えておけば問題はありません。