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サジェストの意味と表示される仕組みと注意点とサジェスト活用方法

公開日:2019年02月16日 最終更新日:2019年02月16日

サジェストとは

SEO対策でのサジェストの意味は、GoogleやYahoo!の検索エンジンで、
検索したいキーワードを入力フォームに入力した時に入力したキーワードに関連した文字を予測して自動で一覧表示してくれる機能です。
Googleではオートコンプリート、Yahoo!では入力補助と言います。

Gogoleのサジェスト機能の画像

Yahoo!のサジェスト機能の画像

サジェスト機能は検索エンジンだけの機能ではない

サジェスト機能は、Yahoo!やGoogleのような検索エンジンだけの機能ではなく、
Amazonや楽天などのECサイト、Youtubeの動画サイトにもあります。

Amazonのサジェスト機能の画像

楽天市場のサジェスト機能の画像

Youtubeのサジェスト機能の画像

サジェスト機能でキーワード候補が表示される仕組みは?関連キーワードとは違うの?

サジェスト機能で表示されるキーワードは、関連キーワードに似ていますが次のような内容に基づいて表示されていると言われ、検索ユーザーにとって便利な検索候補機能です。

サジェスト機能で表示される仕組み1:キーワード検索回数

まず始めにキーワード候補に挙がるのは、実際に検索フォームに入力されたキーワードです。

サジェスト機能で表示される仕組み2:たくさんの人が検索した人気・話題のキーワード

そしてたくさんの人が入力したキーワードであることです。
Googleのような検索エンジンの目的は、いち早く目的のサイトを検索ユーザーに提供することです。
そのため、人気、話題になっているキーワードを候補に表示させこのキーワードではありませんか?
と検索候補を提案しています。

サジェスト機能で表示される仕組み3:住んでいる地域、検索した場所

飲食店や美容院、病院などのキーワードを検索フォームに入力するとキーワードと一緒にあなたが住んでいる地域名が表示されます。
サジェスト機能では、住んでいる地域に基づいて検索キーワード候補を提案しています。

サジェスト機能で表示される仕組み4:以前に自分が検索したキーワード履歴

サジェスト機能では、以前に自分自身が検索したキーワードはユーザーが求めているサイトや情報である可能性が高いと判断して検索キーワード候補として表示されやすくなります。

サジェスト機能で注意することは?

検索ユーザーにとってはとても便利な機能と言うことはお分かりいただいたと思います。
しかし、サイト運営者は次のことに注意が必要です。

サイト運営者はサジェスト汚染に気を付けること

サジェスト機能の検索キーワード候補が表示される仕組みで検索回数や人気、話題にあるキーワードが候補に表示されることを説明しました。
そのため、たくさんの検索ユーザーがネガティブなキーワードで検索していた場合、そのネガティブなキーワードが他の検索ユーザーのサジェストキーワード候補に表示される場合があります。
このことを「サジェスト汚染」と言います。
ネガティブなキーワードとは、「企業名+ブラック」、「個人名+犯罪」、「個人名+詐欺師」、「商品名・サービス名+欠陥」などがあります。
内容の真実の有無に関係なく検索回数によって候補に表示されます。
そのためネット上で内容の事実確認を確かめたい検索ユーザーが増えると候補に表示されます。
運営サイト、自社、商品やサービスに関連するキーワードと一緒にネガティブなキーワードがサジェスト機能に並んで表示された場合は、
ブランドイメージの低下につながる恐れがありますので「サジェスト汚染」には十分に気をつけた方が良いです。

サジェスト機能の検索キーワード候補の削除はできるの?

サジェスト機能の検索キーワード候補を削除する方法があります。

Googleにキーワードの削除申請を行う

法律に基づく削除に関する他の問題を報告するからGoogleに削除申請をします。
削除申請をしたからと言って必ず削除されるわけでありません。
Googleが削除するに値する内容と判断した場合、検索キーワード候補、検索結果から削除してくれます。

その他、サジェスト機能の検索キーワード候補を削除する方法

内容が事実と異なる場合は、法律に基づく削除に関する他の問題を報告するからGoogleに削除申請すれば削除してくれるでしょう。
ただ、パソコンの操作が苦手で自分自身で作業ができない場合や、第三者が悪意をもってサジェスト機能の検索キーワード候補にネガティブキーワードを表示させていると考えられる場合は、誹謗中傷や風評被害対策を取り扱う業者に依頼することも検討しましょう。

サジェスト機能のキーワード活用方法とは?

サジェスト機能のキーワードに表示されるのは良くも悪くも検索ユーザーが入力した知りたい情報の検索回数が多いキーワードです。
このことから、サジェスト機能に表示されるキーワードはネットユーザーにとって関心度の高いキーワードになります。この関心度の高いキーワードを利用すればサイトやページの作成しやすくなります。

Webサイトの作成やターゲットが決まっていない、コンテンツページやWebページのキーワードが決まっていない場合は、このサジェスト機能に表示されるネットユーザーに関心度が高いキーワードを活用することをおすすめします。

サジェストキーワード抽出ツールよく利用する7個のツール

goodkeyword

goodkeywordは、抽出したサジェストキーワードをまとめてコピーすることができます。
また、このgoodkeywordでは「Googleトレンド」でキーワードの検索回数の変化を知ることができます。
出典goodkeyword

グーグルサジェストキーワード一括ツール

グーグルサジェストキーワード一括ツールは、抽出したサジェストキーワードをCSVでまとめてダウンロードすることができます。
出典グーグルサジェストキーワード一括ツール

KOUHO.jp

KOUHO.jpは、Googleサジェストキーワードだけではなく、「Amazon」、「楽天」、「Bing」、「はてな」、「twiiter」と言ったWEBサービスのサジェスト、共起語のキーワードを抽出することができます。
出典KOUHO.jp

関連キーワード取得ツール(仮名・β版)

関連キーワード取得ツール(仮名・β版)は、Googleサジェストキーワードの抽出結果をあいうえお順、アルファベット順に表示してくれます。
また、キーワードを含む「Yahoo!知恵袋」や「教えて!Goo」のページを表示してくるのでサイトやコンテンツページを作成する場合の参考になります。
出典関連キーワード取得ツール(仮名・β版)

Keyword Tool

Keyword Toolは、Googleサジェストキーワードだけではなく、「Youtube」、「Bing」、「Amazon」、「eBay」、「AppStore」、「Instagram」、「Twitter」の関連キーワード、複合キーワードを抽出してくれます。
有料版のProにアップグレードすれば検索回数などのデータも抽出します。
出典Keyword Tool

Google広告キーワードプランナー

Google広告のキーワードプランナーは、Googleサジェストキーワードや関連したキーワードを教えてくれます。
さらに、キーワードの月間検索回数や広告の入札単価も教えてくれます。
また、キーワードだけでなくサイトのURLを入力すると、そのページにあったキーワードを教えてくれます。
広告を出稿していないと月間検索回数は、簡易的に表示されます。
正確な月間検索回数を知りたい場合は、広告を出稿してください。
出典Google広告キーワードプランナー

Yahoo!プロモーション広告キーワードアドバイスツール

Yahoo!プロモーション広告キーワードアドバイスツールは、Yahoo!プロモーション広告キーワードアドバイスツールの「キーワードを拡張する」にチェックを付けて検索することでYahoo!サジェストキーワードや関連したキーワードを教えてくれます。
また、Google広告のキーワードプランナーと同様にキーワードだけでなくサイトのURLを入力すると、そのページにあったキーワードを教えてくれます。
出典Yahoo!プロモーション広告キーワードアドバイスツール